米中貿易協議「第1段階」合意文書に署名

米中貿易協議ですが、第一段階合意の調印を行いました。7項目について合意したようですが、実効性があるものは、中国側が米国よりモノやサービスを2年間で22兆円以上増やすに対し、米国側は13兆円分の関税を引き下げ(15%→7.5%)と今後関税の追加発動を行わないだけです。中国側が素直に応じるとも思えず、不透明な状況は変わりません。次の合意は大統領選挙後との話もあり、棚上げになりそうです。

今週の日経平均予想(2020/1/13)

今週は明日より米国の主要メガバンクの決算発表があります。短期間で利下げした影響は出てくるのでは無いでしょうか。水曜日には米中貿易協議の第一段階の署名が予定されています。以前も記載しましたが、中国側に全くメリットがなく、土壇場での反故を期待します。どちらも願望込です。日本企業の決算も本格化しましたが、予想通り、内需かつ軽減税率対象の企業の業績は良く、外需と対象外の内需の決算は非常に悪いものが出てきています。今週の終値は23300~23500と予想します。

今年の日経平均予想(2020年版)

昨年の日経平均の日足チャートです。年初のフラッシュ・クラッシュにより大幅に下げましたが、為替の上昇に伴い、5月まで株高となりました。このあたりから米中貿易摩擦の悪影響が出始め、6,8月と安値を付けたのち、米国の利下げにより年末まで高値をつける展開となりました。主要企業の中間決算は軒並み前年割れしており、かなり割高な状態になっています。特に半導体関連は5Gに期待しすぎだと思います。5Gは規格が定まらないのと、設備投資に非常にコストが掛かるため世界的な普及はかなり時間が掛かると見ています。全く予想外だったのですが、米国がイランに対し空爆を行いました。イランは米国の経済制裁と極度な通貨安に見舞われており、反米感情が高まっています。専門家は既に開戦状態と見ているようです。4月までは、日本企業のドル決済売りが発生しドル安円高になりやすく、105円を割る展開があると見ています。円高により来期の業績も下目線とし、今年の日経平均予想ですが、18000~20000のレンジと予想します。願望かなり入っています。