実質GDPをグラフ化してみた(2019年度版)

GDPの速報値が出たため、グラフ化してみました。今後何度か下方修正が入ると思いますが、思ったよりもかなり良い結果でした。GDPは前年度比-2,900億円(-0.05%)でした。個別では民間最終消費支出が-1兆6,627億(-0.56%)、民間企業設備が-7,830億(-0.91%)でした。民間だけでこれだけマイナスなのですが、政府最終消費支出 2兆5,995億(+2.42%) 公的固定資本形成 8,741億(+3.35%)とかなり政府が財政出動をしていました。過去の消費増税時と比べると影響はかなり少なく見えますが、導入が10月からだったことと、武漢肺炎による緊急事態宣言は4月以降のため、4-6月期はかなりの悪くなることが考えられます。GDPを見る限り企業の純利益が7割減というのと、ちょっと整合性が取れない結果でした。

GDPについて調べてみた

昨日発表されたGDP速報値の分析してみたを投稿しようと思っていたのですが、そもそもGDP自体をよく理解できてないことに気づいたので、調べてみようと思います。GDPはGross Domestic Productの略称で一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額 (国内総生産)とをいいます。これを名目GDPと表します。名目GDPより経済状況やインフレによる価格変動を排除したものを実質GDPと表します。名目と実質については他の指数にも利用されていますが、現段階ではどちらが現状を反映したものなのか理解できていません。今後の課題となります。名目GDPを実質GDPで割り100を乗算したのが物価指数(GDPデフレーター)となります。上の図は世界経済のネタ帳様よりお借りした、日本の物価指数の30年間の推移になります。100を超えると物価が上昇した、100を割ると物価が下降したとなります。先日分析したリーマンショックが2008年なので、ようやく当時の物価指数に戻ったということになります。