日銀 追加の金融緩和決定 国債買い入れ上限を撤廃

予定通り金融政策決定会合が開かれ、先週末にリークされた通りの内容となりました。注目の国債購入は80兆円としていた上限を撤廃するということでした。これを受け日経平均は終始強く、+521.22ポイント大幅上昇しました。黒田総裁が病気のように口走っていたモメンタムという言葉を使いませんでした。そもそもなぜマイナス金利にしているのかを見失っているような気がします。結局日銀が国債を引き受けても、国債などの債権購入に当てられてしまい、マネーストックが増えず、なんのためにやっているのかさっぱりわからない状態になっています。個人も家購入の長期ローンなどは恩恵がありそうですが、短期金利は相変わらず高止まりで、あまり恩恵を受けられません。国債購入の増額についても結局政府の赤字国債の購入に回るだけで、相変わらずの口だけ介入になると思います。

日銀 追加緩和策を検討

NY市場開始直前に日経先物が大幅上昇しました。指標も予想通り悪く、なぜ?と調べていたら、日経電子版の「国債購入制限なく、日銀議論へ CP・社債購入倍増」によるものでした。Youtubeを調べていたら、3時間前に上記動画が投稿されていました。さすがにこれはひどいです。しかも日銀が国債金利の深堀りなどやるはずもなく、証券会社と結託して無理やり上げているとしか思えません。米国市場ではたびたびありますが、日銀まで同じようなことをするようになるとは・・・CP購入は大歓迎ですけどね。

米国債金利が史上最安値更新中(2020/3/6)

今週は世界的な金融市場の暴落相場になりました。新型肺炎が想像以上に世界に拡散され、死者も急増しています。一番の懸念は、感染を恐れるあまりの移動制限による消費の悪化影響、経済停滞は避けられなくなりそうです。私が一番注目しているのは、米国債の金利です。米国の強さは経済の強さと金利の高さにありました。経済の強さは言わずもがな金利も重要です。金利が高いと通貨の強さに影響します。トランプ大統領は通貨高を嫌っていましたが、輸入時に国外から安く仕入れられ、輸出時は不利になるものの、国内経済の強さにより内需で米国経済は絶好調でした。グラフはInvesting.comさんよりお借りした、米国債の10年債金利のチャートです。過去50年間で最低を記録しています。先日お伝えした逆イールド発生時でも1.5%台を推移していました。国債金利は、国債を1年間保有した際に受け取る金利です。現在は0.739%分もらえます。金融資産の利回りで考えるとかなり低いです。その状態でも国債を買うということは、他の金融資産を信用していないと言うことになります。またドルの価値が下がることにより他の通貨の価値が高くなります。そのため、現在の円高が発生しています。円高になると、外国人投資家が日本株の価値の低下を嫌って保有を避けます。正直打つ手が無いです。ウイルスの消滅を期待するしかありません。